概要
薬物療法は、脳内の神経伝達物質のバランスを整えることで、精神症状の緩和を図る治療法です。心の不調は、脳の働きが一時的に乱れることで生じる側面があるため、適切なお薬を用いることが回復を早める重要な手段となります。当院では、科学的根拠に基づいた最新のガイドラインに則り、必要最小限の処方で最大限の効果が得られるよう努めています。

対象者
- 眠れない、食欲がないといった身体症状が強く現れている方
- 幻覚、妄想、激しい焦燥感など、自力でのコントロールが困難な症状がある方
- 中等度以上のうつ状態や躁状態により、日常生活の維持が難しい方
- ADHD(注意欠如・多動症)などの発達特性により、社会生活に困難を感じている方
治療の目的
脳内の神経系に働きかけ、激しい不安や気分の乱れを安定させることが第一の目的です。症状を抑えることで、心身を休ませるための土台を作ります。また、症状が落ち着くことで、前述の「精神療法」や「リハビリテーション」に取り組みやすくなるという相乗効果も期待できます。最終的には、お薬を自己管理できるようになり、再発を抑えながら安定した生活を続けることを目指します。
具体的な流れ
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診察・診断
医師が症状や体調、既往歴を詳細に確認し、血液検査等も必要に応じて行いながら診断を確定します。
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処方の説明(インフォームド・コンセント)
使用する薬の種類、期待される効果、想定される副作用、服用方法について詳しく説明し、同意をいただいた上で処方を開始します。
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少量からの開始と調整
通常、副作用に注意しながら少量から開始し、効果を見極めながら最適な量を調整します。
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経過観察と維持
定期的な診察で効果を評価します。症状が消えてもすぐに止めず、再発を防ぐための「維持療法」を行い、徐々に減薬・断薬を検討します。
ご自身の症状や状況に合わせて、そのほかの治療を組み合わせることが可能です。まずは、新阿武山病院の診療案内をご確認のうえ、予約や受診についてお問い合わせください。


